収納内の棚は造り付けの棚にしたいけど、ハウスメーカーのオプションって結構高いのよね。。
そんな方に是非おすすめなのが、自分でDIYする方法です♪
DIY初心者だった私でも、家中の収納棚をDIYして、何十万円も?!節約することができちゃったんです♪
この記事がおすすめなのはこんな方!
- 可動棚(ダボレール)をDIYでつけようとおもっている方!
- お家作りはなるべくDIYして安くしようと思ってる方!
- 壁に可動棚(ダボレール)を設置したいなぁと悩んでいる方!
DIY初心者だったからこそ、設置前に悩んだことや、調べて疑問に思ったこと、そして実際に設置してみてから思うことなどを、まとめてみました♪
これからDIYする方の参考になれば嬉しいです♪
可動棚DIYする前に考えたい3つのポイント
可動棚をDIYする前に考えておきたいポイントが3つあります!
どんな可動棚を作りたいかをしっかり考えることで、準備がとてもスムーズになります♪是非この3つのポイントを押さえておきましょう!
下地はある?自分で下地を確認できるか?
DIY初心者にとっては、この下地探しが最初の難関です!
壁にやみくもにネジを打っても、ネジは簡単にはずれてしまいます。なぜなら壁の大部分は石膏ボードというスカスカしたもので覆われているからです。
壁に棚などを設置する時は、必ず下地があるところ(ネジが止まる場所)を探す必要があります!
でも安心してください!この下地探しは、下地探し道具でDIY初心者でも簡単に探すことができますよ!(マンションなどは難しいこともあります。。)
ただ、棚を設置したい場所に下地がないこともあります。。。
その場合は、大変残念ですが、思うような場所に可動棚の設置はできないかもしれません。。。。( ;∀;)
でも大丈夫です!下地(間柱)は、だいたい横幅45cm間隔くらいにはあるはずなので、その下地のある場所限定にはなってしまいますがダボレールを設置することができるんです!
私も下地を探しながら子供部屋に可動棚をつけましたよ♪詳しくはこちらの記事もご覧ください♪↓
もしまだお家作りの最中!!という方なら、あらかじめ棚を設置したい場所や、収納内に下地をいれてもらってください!(家作りの最初に言うのがポイントです!遅くなってしまうと追加費用が高くなってしまう可能性がありますよ)
私も家作り時には、収納内の壁にはすべて下地を入れてもらいましたよ♪
費用は?DIYとプロの費用を比較してみる
DIYしたら、どのくらい安くできるのかしら??
どんな壁につけるか?棚の幅はどのくらいか?
どんな壁に設置するのかor棚の幅はどのくらいか、によって選ぶ可動棚の種類が変わってきますよ♪
可動棚といったり、ダボレールっていったり、名前はメーカーによって違いますが、可動棚の種類は大きくわけると2種類です!
壁の左右にダボレール(棚柱)を4本と4個のダボ(棚受)を使うタイプです。
- 一般的には左右の壁の間隔が1m未満の狭い場所に使われる。
- 金具費用がこちらの方が安く済む。
- お家の中で押し入れや、戸棚などのスペースにはこちらのタイプが多い
壁の左右ではなく、壁の背面にダボレール(棚柱)を付けます。
- 設置する壁の幅が2m以上になる場合などに有効。
- 幅の長さに応じてダボレールを増やしていく必要がある
- ダボ(棚受)も棚板の大きさに応じて大きなものにする必要がある。
- 金具費用は壁両面タイプより高くなるが、そのぶん耐荷重が大きいのでお店の陳列などでよく見かけるのは、こちらのタイプ。
自分が設置したい場所によってどちらのタイプにしたいか、どちらかのタイプでしかできない場合もあるので、壁の状況に合わせて選びましょう!
可動棚DIYに必要な物
可動棚DIYに必要なものを準備しましょう!
必要な金具の数や、棚板のサイズを測るのはDIY初心者にとって本当に大変です。
でもこの準備がしっかりできていれば、実際の作業がとってもスムーズにできますよ!準備こそDIYの重要ポイントなので、がんばりましょうね♪
下地のある場所を探すために、DIY初心者にはこの道具がとても使いやすくて便利です!値段も1,000円前後でホームセンターやネットで購入できますよ!
この可動棚DIYの他にも、カーテンレールを自分で設置したり、壁にポールを設置するために使ったりと、私はよく使ってます♪
手持ちのドライバーでももちろん作業はできますが、とにかく疲れます!時短と快適なDIYのために、電動ドライバーは絶対あった方がいいです!!!
安いものなら2000円前後で買えますので、この機会に是非購入しておきましょう
レールを設置するときに、ちゃんと垂直(水平)になっているか確認する道具です。
100均にもあります!私は100均で買いました♪
壁の状況に応じて必要なタイプを選び、必要数を購入します。
私はホームセンターの物と、このLAMPというメーカーと比較して、ネットで買う方がかなり安くなる計算だったので、すべて楽天で購入しました!一度近くのホームセンターの物も見て比較してみるといいと思いますよ♪
これも必要なタイプに応じて、必要な数を購入します。
両壁タイプの棚受けは1つの単価が安いので、少し多めに買うことをお勧めします。棚の数を増やしたくなった時や、小さい部品なので紛失してしまった時用に多めにあると安心です。
私はこのダボレール選びに、実はとても悩んで苦労しました。。ダボレールの種類も意外と沢山あって、その違いも分かりにくかったので、選ぶポイントをまとめてみました!
①老舗メーカーは2つ!
ダボレールの老舗メーカーは2つあります。1つはロイヤルという国産のもの。こちらはホームセンターでも置いてることが多いのです。少しずつ購入したい、とりあえず1か所作ってみよう、という方はこちらがいいと思います。
もう1つはⅬAMPというドイツのメーカー。ネットで調べているとこのLAMPのメーカーを使っている方が断然多かったことと、ネットで購入するとロイヤルをホームセンターで買うより半額くらいの値段で買えることが分かったので、私はこちらのメーカーを選びました。
LAMPのダボレールは、種類が多く、その型番にあった棚受けを選ばないといけないので、自分でその種類を選び注文をするのは大変です。。よく違いを理解した上で、自分の収納に合うタイプを購入してくださいね♪
他にも色々なメーカーの物が出ていますが、長く使う中で、追加購入などに対応しやすいのは、やはり老舗メーカーだと思うので、こちらの2つのメーカーから選ぶといいと思います!
②色選びはメリハリを付けると節約できる
色は、シルバー色、ホワイト色、ブラック色の3つから選ぶことができます。(LAMPの場合)ただホワイト&ブラックは、だいぶ割高な値段です(シルバーの2~3倍)
- 普段人目に付くような場所には、ホワイト
- 収納内で隠れて見えない場所には、安いシルバー
といった感じにメリハリをつけて色選びをすると、費用を抑えれますよ♪
我が家の収納は基本的にシルバーですが、オープン収納だけはホワイトにしてます♪
ホームセンターで大きな板を購入し、ホームセンターの有料カットをしてもらいましょう!(ネットでもサイズ指定でカット済みの板は購入できますが割高です)
棚板はどんな板を買えばいいの??
棚板の種類は、その棚に何を置く予定かによって、素材を選ぶ必要があります。
もし軽い物(靴とかタオル)などを置くくらいなら安い既製品シート張り板で大丈夫です!
でも重量物を置く予定があるならパイン材などのしっかりとした木を使った方が安心です。
パイン材の厚みは1.8cm、既製品は1.3cm。
値段もパイン材は既製品シート張り板の倍程します。
置く物によって使い分けてくださいね♪
ダボレールに合ったネジを選ぶ必要があります。
購入したレールの厚みプラスしっかり下地まで届く長さのネジを選ばないといけません!
ホームセンターで箱売りのものを買うの方がネットで買うより安いのでお近くのホームセンターで探してみてくださいね♪
私が買ったのはこの「スリムネジ 3.3×50」 500本入り537円のものです☟(なんとこれネットで探してた時はなぜか5000円程してました。)自分で判断するのは怖かったので、工務店さんに確認して買いましたよ♪
DIY初心者だった私にはネジ1つでも、本当に色々な種類があってどれを買えばいいのかとても難しかったです。
以上が必要な物です!
ダボレール、棚板、ネジの選定には、私はかなり悩み苦労したので、少しでも参考にしてもらえれたら幸いです!
可動棚DIYの流れとポイント
可動棚DIYの流れと、ポイントを解説していきます♪
収納スペースの簡単な図面を作る。
収納スペースの高さ、幅、奥行きをしっかりメジャーで測ったら、それを図面として紙に書いておきましょう!
簡単なメモ書き程度でも大丈夫です!図面があるだけでこのあとの作業がとても楽になりますよ!
棚板のサイズを計算する
作成した図面をもとに、必要な棚板のサイズを計算します。(横幅cm×奥行cm)
壁両面にダボレールを付けるタイプは、棚板の横幅は
設置したい幅-(購入したレールの厚み×2個)のサイズにしなくてはいけません。
棚板のサイズが大きすぎると設置したい場所に棚板がはまらなかったり、小さすぎれば棚受けから落ちてしまいます。慎重にサイズを計算しましょう!
私はこの作業に一番気を使って苦労しました。
なんせ家中の収納11箇所分の計算だったので、図面を作るだけでもひと苦労、計算にはミスが許されないというプレッシャーが加わり、かなり慎重になりました。
棚板をホームセンターで購入し、カットしてもらう
カットをしてくれるホームセンターで板を購入して、その場でカットしてもらいましょう!
1カット30~50円程度でキレイにカットしてもらえるので、とっても便利ですよ♪
必要な棚の数と、奥行×横幅のメモを見ながら、ホームセンターでどの板が一番効率的なカットが出来るかも、よく考えてからカットを頼んでくださいね♪
私はこのホームセンターでの工程に2時間程度かかりました。。。11か所分の棚板の数と、効率的にカットする計算はDIY初心者には難易度高く感じました。。
ちなみに私は購入した板は、購入後すべて白色に塗りましたよ♪その時の様子☝
ダボレール(棚柱)の設置
いよいよダボレールの設置です!
ダボレールの設置の前に、是非YouTubeで作業をしっかり予習しておくと、とても安心して作業できます♪初めての作業には動画がとても分かりやすいですね♪
①下地探し道具で下地の場所をしっかり確認する。
②ダボレール同士が同じ高さになるように、設置する場所にはマスキングテープなどで目印をつける。
③ダボレールに上下中央とネジをつけていく。
③ダボレールがしっかり垂直になっているかを水平器で確認する。
この作業は最初は手間取って時間がかかりますが、だんだん慣れてくるのでスピードもアップしていきますよ♪(11箇所もDIYしてるので(笑))
棚受けを付けて、棚板を置けば完成!
棚受けを付けて、棚板を置きます。棚板がしっかり水平になっているかを水平器で確認したら、完成です!
本当にお疲れ様でした!!苦労してこうして出来上がった可動棚は愛着もひとしおですよ♪
この可動棚設置にかかる作業時間としては、1m幅程度の収納なら1時間程度で出来ると思います♪
DIY可動棚にかかった費用とプロに頼む費用比較!
我が家のDIY可動棚にかかった費用をご紹介しますので、実例として参考までに♪
我が家がDIYした可動棚
- 幅1m高さ3m程度の収納箇所×8か所(キッチン、リビング、玄関、洗面、押し入れ)
- 幅2m高さ3m程度の収納箇所×3か所(クローゼット、子供部屋)
- 棚板の数は5~2段など様々
★棚板費用 75,302円
家中の収納11箇所分のDIY費用が約25万円となりました
DIYとの差額なんと41万円?!
DIYから数年経過した我が家の可動棚の様子
早いものでDIYでこの可動棚を作ってから3年ほどたちます。
この3年間で、この可動棚は全く問題なく快適に使えております♪
キッチンの可動棚にはレンジを置いたり、
子供用クローゼットには大量のおもちゃや子供服などをハンガーレールにかけて収納してます。☟
かなりの重量物を置いていてもダボレールや棚板はとても頑丈でびくともしておりません♪
ちなみに可動棚とはいいつつも、棚の高さを変えたことは、この3年間で数回程度です。
この可動棚にハンガーポールを付けて、洋服をかけれるクローゼットにしました♪そのDIYの記事はこちらをご覧ください♪☟
まとめ
いかがでしたか?♪
可動棚はDIY初心者でも、下地さえあれば簡単に設置できて、DIYした方がかなり安く設置することができました♪
ダボレール選びや、棚板の準備は大変ではありますが、1つ1つ調べて自分にあった収納作りをするのは、きっと楽しいとはずです!
一度設置してしまえば、あとは自在に棚の高さや棚の数も変更できて、地震などの災害時には、棚が倒れてくる心配もありません。
こんな素敵な可動棚、ぜひDIYチャレンジしてみてくださいね♪
他にもDIY初心者でも出来たDIYを色々レポートしてます♪お家の中のDIYから外構まで色々なことにチャレンジした結果驚きの節約にもつながってますので、是非こちらの記事もご覧ください♪
最後までお読みいただきありがとうございました!!