人生を豊かにするお金。
そのお金を貯めるために1番重要なことはなんだと思いますか?
それは「収入を増やすこと」なんです。
え?運用でどんどんお金を増やすことがお金を増やすのに1番重要なんじゃないの?
と思われる方もいるかもしれませんが、まずは収入を増やすことから始めて、運用の元になる元本を増やすことが大切です。
そのような考え方として、お金をたくさん貯める為には、収入を増やすことや運用すること以外にも、人生を豊かにする6つの要素があります。
今回はその6つの要素をご紹介したいと思います。
お金を貯めるために重要な6つの要素とその順番
お金を増やす貯めるために重要な6つ要素は以下の6つです。
①収入の多さ
②支出・貯金の習慣
③住居・不動産
④保険
⑤自動車
⑥資産運用
この6つは、この順番通りに重要だと言われています。
つまり、お金を貯めるために最も重要なことは①収入を増やすこと、ということです。
では、この①~⑥の要素をもう少し細かく考えてみましょう!
6つの要素①収入を多さ
お金を貯めるためには、お金をより多く稼ぐこと。
これが一番重要で、一番最初にやらないといけないことです。
日本人の金融資産は平均で1,100万円と言われています。ただし平均額は少数のお金持ちに引き上げられていますので、中央値は約500万円ほど。
500万円を運用して1%の利回りを得れれば、年間5万円。
この5万円という金額は確かに働かなくても得られれる、という点では見逃せない額ではありますが、他の要素の影響と比較したら、貯金を増やすという点では、大きな影響とは決して言えません。
そのため、⑥資産運用、というのはお金を増やすための「1つの要素」にすぎず、「それなりの影響がある」という位置づけになります。
やはり、「収入を増やす」ことが、もっとも重要な要素なのです。
サラリーマンであればその本業での仕事の収入を増やす努力は不可欠です。
副業で収入を増やすことも検討してもいいでしょう。
配偶者がいるなら、共働きでダブルインカムにすることで、生涯収入は驚くほど大きくなります。
この金額は、人生において、長い期間になるほど大きな金額として顕著に表れます。
1年で100万だったとしても
10年で数千万円
30年なら億単位の違いになるほど、職業の選択や働き方で収入は大きく変わります。
6つの要素②支出・貯金の習慣
収入が多い人でも貯金が少ない人はたくさんいます。
逆に収入が少なくても、きちんと貯金がでいている人もいます。
年収が300万円でも毎年130万円の貯金が出来れば10年で1,300万円の貯蓄になり、その1,300万円を元手に資産運用をして何億と増やすこともできるでしょう。
年収が1,000万円でも毎年ほとんど貯金が出来ない人では、何年たってもなかなか1,000万円を超えるような貯蓄を作るのは難しいでしょう。
つまり貯金がうまい人というのは、お金がの使い方が上手で、貯金の習慣ができている人なのです。
支出を管理し、貯金の習慣が出来ることで、何百万単位の差が出ます。とても重要な要素な1つです。
6つの要素③住居・不動産
家は持ち家か賃貸か?どちらが得なのか?
その答えには、永遠のテーマのように論議がされています。
住居・不動産にかかるお金は、人生において、数百~数千万の損得が発生する要素の1つです。だからこそしっかりと考えて、しっかりと知識を持って不動産を持つことが大切です。
不動産価格が高い時には買わない。
これが基準です。基準より安ければ買えばいいし、基準より高いなら買わずに賃貸にする。これが全てです。
6つの要素④保険
あなたにとって何が必要な保険なのか?
それを考えることが何よりも大切です。それを知らないままに言われたままの保険に入ったり、なんとなく入っているような保険には、無駄なお金をかけているかもしれしれません。月々にしたら数千円の差でも、1年では数万~数十万円になり、10年単位になると数百万円の差になるのです。
そのお金の無駄をしっかりと見つめなおすことも、お金を貯める大切な要素の1つです。
6つの要素⑤自動車
住む場所やライフスタイルよって、自動車の必要性は変わってくると思います。
それぞれの利用頻度を考えた時に、自動車にかかる維持費を計算してみることはとても大切です。
自動車はとても高い買い物であり、とても大きな消耗品の1つです。
都心に住んでいて、週末に利用する程度なら、都度タクシーや、レンタカーを借りる、シェアをする、などを検討することも考えましょう。
6つの要素⑥資産運用
運用する元本が少ないうちは、その効果は大きくありません。
500万円を1%で運用→ 1年で5万円増える
1000万円を1%で運用→ 1年で10万円増える
5000万円を1%で運用→ 1年で50万円増える
1億円を1%で運用 → 1年で100万円増える
運用元本が増えてきたら重要度が増していきます。一定の貯金ができたら、働かずに増やすことができる運用を積極的に活用していくことで、お金は加速的に増えていきます。
まとめ
人生を豊かにするお金。
そのお金を増やす6つの要素は理解できましたでしょうか?
この6つの要素には順番があり、その順番を守りながらお金を増やしていくことが大切です。
まずは本業の収入を増やすこと。副業をする、共働きにする、などで収入を増やしてみましょう。
収入が増えたら、手元に残るお金を少しでも多くできるように支出を減らしたり節約をして、貯金を習慣にしましょう。
支出を減らす要素として、住居や保険、自動車の内容をしっかり考えましょう。
そうして増えていった貯金を、運用することで、働いてない間にも、お金がお金を増やしてくれる不労所得も増えていくのです。
私がこのことに気づいた時、専業主婦という身分はすぐに捨て去り、すぐに派遣社員で働き始めました。
出産したあともすぐに出来るパートの仕事を始めました。子供が2歳になると同時に正社員で働き始めました。
その収入はすべて貯金に回したので、結婚してからの10年間で、私の収入だけで1,500万円ほどは貯金できた計算になります。
その間に3回の出産や育休があり、保育園代などを差し引いたとしても、1,500万円もの貯金ができたのは、配偶者が働く、という収入を増やす要素をしなければ生まれなかった金額なのです。
その1,500万円はマイホーム資金や、運用の資金として使うことができているのです。
少ない収入でも、少ない貯金からのスタートでも、積み重ねで大きな結果につながっていきます。
その1つ1つを是非大切にステップアップしていってくださいね♪