【貯蓄体質になる】給料天引きが最善策!貯蓄の習慣をつけるための簡単な方法

貯金の基礎知識

貯金&節約体質を作るために、まず取り入れて欲しいのが「給料天引き」です!

お金が貯まらない体質の方の多くが、この「給料天引き」を取り入れてません。

「お金を貯めたい!」

「お金を運用してお金を増やしたい!」

と思うのなら、まずは運用に回すための「元本」を作ることが先決です。

その「元本」をつくるために1番手っ取り早くて、確実で、簡単なのが「給料天引き」なのです。

今回はこの「給料天引き」について解説してみたいと思います!

運用の前に、まずは貯蓄の習慣を!

どんなに年収が高くても、貯蓄額が少ない人もたくさんいます。

あなたの周りにも、自分より年収が低いのに貯蓄額が多い友人がいたりしませんか?

「貯蓄の習慣」がないと、どんなに収入が多くても、いつまでたっても貯蓄は増えていかないということです

1,000万円の元本の人と、100万円の元本の人が、同時に年利5%という同条件で運用をスタートしたとします。

1,000万円の人は1年後に50万円増えて、

100万円の人は1年後に5万円増えます。その差額は45万円もあります。

元本が大きくなるほど運用には大きなメリットがあるのです。

運用にはある程度の元本を増やすこと、つまりは貯蓄を増やすことが大切だということです。

では、その貯蓄を増やすための最善策をご紹介します!

 

給料から天引きして、残りの額で生活する!

大変お恥ずかしい話ですが、我が家の新婚生活は、貯金ゼロからのスタートでした。(いや、むしろローンがあってマイナスからのスタートかも。。)

そんなお金の貯まらない人ほど、やってほしいのが「給料天引き」という方法なんです。私が貯金ゼロから7年で2,000万円貯めれたのも、この「給料天引き」のおかげといっても過言ではありません。

別の口座に給料の一部を移すだけで、不思議なほどそのお金には手をつけづらくなるものです。

どのくらい天引きするかというと「手取りの3割」が鉄則といわれています。

その理由が「老後の生活」にあります。

老後は現役時代のような収入はなく、ほとんどの人が「年金暮らし」となります。

現役時代に3割減の生活をしていれば、老後もおおむね現役並みの生活をすることができるのです。

3割って結構大きい金額と感じる方も多いと思います。

  • 手取りが30万の人なら月9万の貯金=21万で生活しなくてはいけない
  • 手取りが20万の人なら月6万の貯金=14万で生活しなくてはいけない
  • 手取りが15万の人なら月4万5千円の貯金=11万5千で生活しなくてはいけない

でも、周りにも自分の7割程度の生活スタイルを送ってる人は必ずいます!そんな人を参考に、是非今から貯蓄の習慣=「給料天引き」をスタートさせましょう!

人間不思議なもので、天引きされて、そのお金がはじめからなければ、その金額の範囲の生活をするものなので、その金額での生活にも慣れていけるのです!

 

会社の制度「財形貯金」は絶対お得!仕組みを解説!

「給料天引き」をするなら、まずはお勤めの会社に「財形」という制度がないかをまず調べてみてください!

会社で「財形」があるなら、絶対にその「財形」で「給料天引き」をした方がお得なのです!

「財形」とは「財形貯蓄制度」の略で、企業が提携している金融機関に従業員の口座を開設し、給料から天引きした分を口座に入金する制度です。

一言でいうなら、企業が従業員の代わりに「給料天引きして貯金」してくれる制度なのです!

さらに、財形は3種類あります。

財形 表

ちょっと分かりにくいので簡単にまとめると

  • 一般財形貯蓄は、どんなことにも使える貯金
  • 財形住宅貯蓄は、住宅費用として使う貯金(550円まで非課税。それ以外に使うこともできる)
  • 財形年金貯蓄は、老後費用として使う貯金(550円まで非課税。それ以外に使うこともできる)

今は財形に預けても利息がほとんどありません。なので非課税枠はあまり気にしなくていいかもしれませんね。

では、なぜこの「財形」がおすすめなのか!それは

・引き出すのが面倒で、すぐに引き出すことができないから、勝手にお金が貯まる

というメリットがあるからです。

もし自分で貯金用の口座を作っても、毎月その口座に自分でお金を移すのは面倒ですし、急にお金を使いたくなった時に自分で管理している口座なら、ついつい引き出してしまいますよね。

でもこの「財形」なら引き出すためには、会社の総務などに届け出など手続きをしないといけないので、とっても面倒です!つまり引き出しをしなくなるから、お金が貯まる!ということです。

貯金が苦手な人ほど、この「財形」を使うことで、強制的に「給料天引き」をして「強制的に引き出せない貯金口座にお金を入れる」ということが可能になるのです!

我が家もこの財形を使って、毎月7万円とボーナスは50万円を貯金して、1年で184万円を無理なく貯めることができました。

もちろん最初からこの額だったわけではありません。最初は財形を知らなかったですし、最初は月2万円からスタートしました。

月2万円に慣れてきたら、月4万円に変更して、少しずつ増やしていきました。

「給料天引き」で少なくなった金額で生活していけば、自然とその金額で生活できるようになるので、少しずつ天引きする金額も増やしていけるようになるんです♪

 

収支管理の秘訣は「現金のみで生活する」こと!

クレジットカードは使っていますか??

私もクレジットカードのポイントがお得なので、今はほぼすべての支払いはクレジットカードでしています。

でも、もしあなたがお金の管理があまりできない、もしくはお金の収支があまり把握できてない、という人なら、まだクレジットカードを使うのはやめたほうがいいです!

クレジットカードだと、手元のお金が一体いくら残っているのか、いくらお金を使ったのか、支出の管理がとても難しいです。お金にルーズな人ならリボ払いや、ボーナス払いなどを利用して「借金の元」になる可能性も大きいのです。

毎月決まった金額を現金で口座から引き出して、その金額内で、1カ月しっかり過ごせるようになること、現金で収支管理をして生活ができるようになることが、貯金上手になるための秘訣なのです。

 

まとめ

  • 給料天引きで、3割を先に貯金して、残りの七割で生活するようにする!
  • 給料天引きには、「財形」を使うのが1番!貯金下手な人でも、強制的に毎月貯金ができて、気づけば貯金ができる!
  • 「財形」の金額は、まずは出来る範囲で始めて、その金額に慣れたら少しずつその金額を増やしていくと、驚くくらい貯金金額が増えていく!
  • 貯金下手な人は、クレジットカードを使わず、まずは現金のみで生活することで収支管理が上手くなる!

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

 

 

 

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